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叶 珠算会から保護者の方へのお知らせや授業風景、試験結果の報告など、叶 珠算会の日常をお届けします。

この母にありて・この息子にありて
2009年06月15日 02:22

母もまた、しづかに次の世を見つめているのであろう。
母は、健康?な時に、
「お母さんが、なんかの時、人に迷惑をかけるのはいややから、
これを、S病院の、○○先生に渡しているから。」と、
私に見せてくれたものがある。
母は、きっと日記の中に残しているだろうが‥、
周りの人のことばかり思い、気丈な母が、
今のような状態になるなど、欠片も考えもしなかった私の
定かでない記憶で、
1、 私が認知症になって病気になり末期に至った時
2、 私が現在の医学の知識と技術をもってしても治療不可能な病気になり、
   回復の見込みがないような場合
3、 健全な判断の下で自己決定が出来なくなった時
4、 植物状態になった時
5、 いたずらに死期を引き延ばす延命措置を断ります
6、 尊厳ある自然 な死を望みます
.7、人に迷惑をかけるようなことは望みません。
   というようなことを、箇条書きに直筆で書いて主治医に渡しています。
  その母の字の美しいこと。.


今、床に伏せたままの母を父が、一生懸命介護をしてくれている。
時々ポツリポツリと語りかけてくれる母の言葉の中に、
「おとうちゃんにしんどいめさせて‥」
「もう、いいねん、分かるでしょ‥」
「くすりは、もういい!!」
「なんの役にも立たなくなって‥」
病院に入院しているとでも思っているのだろう。
「看護婦さんに迷惑かけて‥」
お世話になった先生達やお友達の名前を言うと、
「S先生ほどいい人いないよ」
「K先生は私の息子や」と、
少し遠くの方へ散歩にでも行っていた記憶が、
母の頭脳の中に戻ってきたように話してくれる。


今、母の意識がはっきりしているなら、
母も、また、母の歩んできた道で、
兄と同じ生き方(死に方)を決めているのだと、
私は、はっきりとそう思う。


しかし、母は、
今、記憶が遠のく母になってくださって、
親孝行のこれっぽっちもしていない私に、
ほんの少し母のことをさせてくださっている。


この母にありて、この息子
この息子にありて、この母

この人たちの身体と心に仏が宿る。神が住む。
魂の生き方を続け、次の世を見ている。

投稿者 saeko : 2009年06月15日コメント (2)

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 続いて母上さまのこと拝見~
ご自身の母上さまのことをここまで素直に
お話出来る叶先生の心情に心打たれましたね!

 >この母にありて、この息子<
 >この息子にありて、この母<
 >この人たちの身体と心に仏が宿る。神が住む<
 >魂の生き方を続け、次の世を見ている<

これほどまで人生の生き様を見せつけられた
叶先生の心情は計り知れない葛藤があるのではないかと
勝手に思ったりしております。
叶先生の書かれた文言から~家族愛・慈愛~
ひしひしと伝わってきました。

by そろばん新聞社 地木 | 2009年06月18日 10:59

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母や兄がそうさせてくれているのでしょう。
私も穏やかな気持ちで兄のことを思い、
母に接することができています。

by さえこ | 2009年06月19日 00:32

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